【迷子札 手作り レジン】おっさんが作る犬・猫「迷子札の作り方」

その他犬関係
2021年1月31日　 2023年11月11日

当サイトの記事には、広告・プロモーションが含まれます。

万が一に備えて、迷子札をつけましょう

近年、地震や災害が多い世の中です。
突然の災害や細心の注意を払っていても散歩中の脱走など、愛犬・愛猫と離れ離れになってしまった時、迷子札をつけていれば、無事に飼い主のもとに帰ってこられる可能性があがります。

参考資料：災害時におけるペットの救護対策ガイドライン（環境庁）

市販の迷子札は、「首輪からぶら下げるタイプ」「首輪に直接取り付けるタイプ」「首輪一体型タイプ」など様々です。

今回は、一般的な「首輪からぶら下げるタイプ」を素人おっさんがレジンを使って迷子札を作ってみました。

おっさんが夜なべをしてレジンで迷子札を作ってみた

愛犬に「手作りの迷子札を作ってあげたい」というのが始まりでした。

ハンドメイドの迷子札だと「プラバン＋レジン」などもありますが、私が作りたい迷子札は、レジン枠にレジンとOHPフィルム（名前・電話番号など）を使って、作る迷子札です。

夜なべして繰り返し作ることで、どうにか形となりました。

モコパパ

モコの迷子札作ったけど、どう？

モコママ

えっ！？かわいい～おっさん乙女！

モコ

父ちゃん、上手！

って、言われるので調子にのって、レジンで作る迷子札にはまってしまいました（笑）

迷子札以外にも暇なときにレジンで色々と失敗しながら愛犬グッズを作ってます。

ちなみに樹脂粘土で愛犬を作るのもおっさんの趣味です。

手作り迷子札 用意するもの

UVライト
太陽光（紫外線）でも硬化しますが、作業の効率を考えるとUVライトが必要です。

UVレジン
気になるのは、レジン特有の「黄変」ですね。
「星の雫」「清原」あたりは、私も使用してますが、黄変に強いと思います。

迷子札作りの時は、あまりレジンにこだわってなく。
最後の仕上げに「UVカットスプレー」でコーティングしています。

屋外で使用する迷子札にはかなりの威力を発揮します。

レジン着色剤
迷子札に色を付ける際必要です。
セリアなどに売っているレジン着色剤を使用しています。
調色パレットがあると便利です。

ビニール手袋
レジンアレルギーの発症を防ぐため、作業中は、ビニール手袋等をつけて作業しましょう。
私は、ニトリルグローブをつけて作業してます。
※作業中は、手袋、マスク、換気に注意し、作業後は、手洗いを徹底しています。

レジン枠
ハート・クローバー・桜など様々の種類のレジン枠が販売されてます。
ネーム・電話番号など入ることを考えると、シンプルな形の方が作りやすいです。

シリコンマット
レジン枠をシリコンマットにのせて作業します。
私は、セリア（100均）のシリコンマットを使用してます。

シェル、グリッター、ホロ、押し花など
お好みで、100均などにも売ってます。

つまようじ・スティック
レジンを混ぜたり馴染ませたり空気を抜いたりする時に使用します。
スティックも便利ですよ。
ちなみに、私はほとんど「つまようじ」です。

OHPフィルム（インクジェット用）
印刷可能な透明なフィルムです。
愛犬の名前、飼い主の名前、電話番号をレジン迷子札の中に入れるのに使用します。
私は、エーワンのOHPフィルムを使用してますが、どうやらセリアにもあるらしいです。
ワードやラベル屋さんを使用して、作ります。

※一部の機種（プリンタ）では、OHPフィルムを利用できません。
プリンタの用紙検知方法が光学式センサーの場合、OHPフイルムは光を通してしまうため検出できない。

平キーリング・ダブルリング
迷子札を首輪へ取り付けるために必要です。
私は、平キーリング20mm（大）とダブルリング8mm（小）を使用してます。
ナスカン・ワンタッチ・カニカンは、ちょっと不安です。

犬・猫 迷子札（レジン）の作り方

手作り迷子札は、あなたの想像で「世界で一つだけの迷子札」が作れるのが魅力です。

レジン作家でもない素人おっさんがレジンで作る迷子札の作り方です。

※作業中は、レジンアレルギーを防ぐためにもビニール手袋、マスク、換気に注意し、作業後は、手洗いしましょう。

１．シリコンマットにレジン枠をセットし、UVレジンを薄く広げる

レジン枠の下に、シリコンマットを敷いてなるべく密着させるように配置します。
UVレジンを適量垂らします。

爪楊枝などで、枠の端までしっかりとレジン液がいきわたるように薄く広げます。
（レジン液が足らない場合はつぎ足します）

２．UVライトで硬化

ＵＶライト（３６Ｗ使用）２分程度硬化させます。

３．UVレジン液を垂らし、電話番号等をセット

UVレジンを適量垂らし、レジンの上にOHPフィルムに印字された電話番号をカットしてピンセットなどを使って配置します。
※裏から見て電話番号がわかるよう向きに注意です。

爪楊枝などを使って空気が入らないよう上から押しあてレジンに馴染ませます。
※空気が入ってしまったら、爪楊枝を使って空気を抜きましょう。

４．UVライトで硬化

ＵＶライト（３６Ｗ使用）２分程度硬化させます。

５．UVレジン液の調色

着色剤の量に注意して調色していきます。

空気が入らないようにゆっくりかき混ぜます。

今回は、ピンク系にしたいので、着色剤の白を適量入れました。

混ぜ残し空気が入ってないかチェックします。

６．UVレジン液の調色、お好みでグリッターなどを混ぜる

お好みでグリッター・ホロ・シェルなどを混ぜます。

ゆっくりかき混ぜます。

７．調色したUVレジン液をレジン枠に流し込む

調色したUVレジン液をレジン枠にゆっくり流し込みます。

レジン枠の表面まで流し込んだら、空気が入ってないかチェックし整えます。

８．UVライトで硬化

ＵＶライト（３６Ｗ使用）２～３分程度硬化させます。

９．UVレジン液を垂らし、名前をセット

UVレジンを適量垂らし、レジンの上にOHPフィルムに印字された名前をカットしてピンセットなどを使って配置します。

爪楊枝などを使って空気が入らないよう上から押しあてレジンに馴染ませます。
※空気が入ってしまったら、爪楊枝を使って空気を抜きましょう。

１０．UVライトで硬化

ＵＶライト（３６Ｗ使用）２分程度硬化させます。

１１．表面がぷっくりするようにレジンを盛り整える

ぷっくりするように、ゆっくりとUVレジンを垂らしていきます。

爪楊枝などを使って、整えます。

全体的に空気が入っていないかチェックし、硬化に移ります。

１２．UVライトで硬化

ＵＶライト（３６Ｗ使用）２～３分程度硬化させます。
※様子をみて、べたつきなどある場合は、再度ＵＶライトにあてます。

１３．完成

仕上がり具合を確認して、問題なければシリコンシートからレジン枠を剝がします。

最後に、平キーリングとダブルリングを通して、完成です。

今回は、迷子札ですので、屋外使用を前提に作成してます。
レジンを屋外で使用すると黄色く変色する「黄変」がおきますので、私の場合は、最後に「UVカットスプレー」を噴霧してUVカットコーティングをしています。

このUVカットスプレーを迷子札の仕上げに使用してますが、今のところ目立った黄変はありませんでした。

迷子札を紛失しないために気を付けていること

手作りの迷子札、市販の迷子札であっても劣化します。

以前、里山に登山へ行ったとき、手作り迷子札を紛失したことがありました。
迷子札には、愛犬の名前、私の名前と電話番号などが記載されています。
何が嫌だったかといいますと、電話番号（個人情報）の流出です。

紛失してしまっては、万が一の時に意味のないものになってしまいますし、個人情報の流出も心配です。
紛失してしまった原因は、一番負荷のかかる迷子札とキーリングを繋ぐ「ダブルリング」の劣化でした。

当時は、何も知らなかったので、頼りないダブルリングを使用していて、伸びてしまい迷子札本体が外れてしまったようです。
現在では、しっかりした「ダブルリング」を使用することと、お散歩のたびに、迷子札のチェックすることを心掛けています。

手作り迷子札 まとめ

市販の迷子札には、機能的な迷子札・おしゃれな迷子札などたくさんあります。

飼い主が手作りした迷子札は「あなたの愛情たっぷり詰まった迷子札」です。

私も素人なりに考えながら「迷子札」を手作りしてみましたが、好きなレジン枠・色など考えながら愛犬のために楽しみながら作ることができました。

お時間があるときに一度「世界で一つだけの迷子札」お作りしてみてはいかがでしょうか？

その他犬関係

@pomechiwa_moco

[ 離れていても安心 留守番カメラ ]

[ 愛犬の写真をカレンダーへ ]

[ ペットの資格 ]